ロードバイク用ヘルメットおすすめ、最初に買って失敗してわかったこと

去年の春、宮島街道を初めて走り切った日のことは今でも覚えています。ロードバイクを買って2週間、ヘルメットは「とりあえず安いやつで」と量販店で選んだ6,800円のものでした。4月の広島でもう蒸れ方がひどくて、30分も走るとストラップのあたりが汗でぬるぬるしてきました。太田川放水路沿いに帰ってきたとき、ヘルメットを脱ぐ瞬間が一番気持ちよかったというのは、さすがに問題でした。

2ヶ月後、ちゃんとしたものに買い直しました。「また自転車グッズ買ったの?」と妻に言われながら梱包を開けたのは今でも記憶に残っています。最初から選び方を知っていれば、無駄な出費が1回分減ったはずなんですよね。

春のロードバイクライド・ヘルメット着用イメージ
目次

ヘルメット選びで自分が見ているところ

安全規格、MIPS、重さと通気性が自分の基準です。

安全規格はJCF(日本自転車競技連盟)公認やCE EN1078をクリアしているかが最低条件だと思っています。仕事柄、頭部へのダメージがその後の生活をどれほど変えてしまうか間近で見てきました。デザインが気に入っても、安価な無規格品だけは選ばないと決めています。

MIPSは今となっては外せない機能だと感じています。転倒時の衝撃は正面からだけじゃなく斜め方向にもかかります。その回転衝撃を逃がす仕組みがMIPSで、最初の安いヘルメットにはこれがありませんでした。買い直した一番の理由がここにあるんですよね。

重さと通気性は長距離で差が出ます。300g以下を目安にすると、呉や尾道まで走るような距離でも首と肩がずいぶん楽になりました。夏の広島で蒸れを抑えたいなら、ベンチレーション孔の数もしっかり確認したほうがいいと思います。

今おすすめできるロードバイク用ヘルメット

ロードバイク用ヘルメット各種比較イメージ

OGK KABUTO AERO-R2

日本のOGK KABUTOの上位モデルです。日本人の頭の形に合わせた設計で、試着した瞬間にフィット感のよさがわかります。JCF公認で安全性も折り紙付きで、エアロ形状のデザインもスポーティでした。価格帯は2万円台〜3万円前後です。国産ブランドにこだわりたい方に合っていると思います。

Bontrager Velocis MIPS

世界最大手の自転車ブランドTrekが手がけるBontragerのモデルです。MIPS搭載で通気孔が多く、重量も約250gと軽めです。ライド仲間に「それどこの?」と聞かれることが多かったのも、このデザインのせいかもしれません。価格帯は3万円台です。安全性への投資を惜しまない気持ちになってから選びやすくなる一本だと思っています。

Giro Syntax MIPS

アメリカの老舗ブランドGiroのミドルレンジです。MIPS搭載でこの価格帯というのはコスパがいいと感じています。通気性もよく、自転車仲間でも使っている人が多いモデルです。初めてMIPSを試してみたいという段階なら、いちばん入りやすい選択肢だと思います。価格帯は1万5千円〜2万円台です。

Lazer Z1 MIPS

ベルギー発祥の老舗ブランドLazerの超軽量モデルです。重量が約220gで、長距離ライドで首が疲れにくいのが最大の特徴でした。作業療法士として頸部・肩への負担を減らす視点でヘルメットを選ぶなら、このモデルになると思います。週末に宮島街道をじっくり走るようなときに真価を発揮するんですよね。価格帯は3万円台〜4万円前後です。

BELL Z20 MIPS

アメリカのBELLの人気モデルです。通気性とフィット感のバランスがよく、MIPS搭載でこの価格はコスパがいいと思います。デザインがシンプルで飽きにくいのも40代には合っています。エントリーのヘルメットから乗り換えたいと思ったとき、真っ先に候補に挙がるポジションだと感じます。価格帯は2万円台です。

家族に見送られて安全なライドへ出発するパパサイクリスト

どれを選ぶかは予算と走る距離、それと試着したときのフィット感で決まると思っています。コスパ優先ならGiro Syntax MIPS、軽量性を最優先にするならLazer Z1 MIPS、国産の安心感が欲しければOGK KABUTO AERO-R2がそれぞれ合っているはずです。

ただ一つだけ言えることがあります。最初から安全規格とMIPSを基準にしていれば、自分のように2ヶ月で買い直す必要はなかったはずです。あの蒸れたヘルメットで走った宮島街道の記憶は、ある意味いい授業料だったと今は思っています。

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この記事を書いた人

40代パパ作業療法士。ロードバイクでダイエット中。週3〜4回の朝ライドを継続中。

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