4月の第一土曜日、太田川放水路のサイクリングロードを家族5人で走りました。
末っ子(年長・6歳)が補助輪なしで乗れるようになったのは、その2週間前のことです。毎週末、近所の公園で練習を続けて、ある朝突然「できた」ってなりました。あの瞬間は今でも鮮明に覚えています。
次の目標として「家族全員でサイクリングロードを走ること」を決めました。小3・小1・年長の3人を連れて、往復7kmのコース。全員完走できるかどうか、正直なところ半信半疑でした。

スタートから15分で「足が痛い」
太田川放水路の河川敷を走り始めて15分。まだ1.5kmも進んでいないところで、小1の次女が「足が痛い」と言い出しました。
正直、ここで止まるのかと内心焦りました。でも「あの自販機までアイス買いに行こう」と提案したら即「行く!」に変わりました。子どもはゴールさえあればなんとかなりますね。
末っ子はというと、心配をよそにぐいぐい走っていました。むしろ私が後ろから「ちょっと待って」と声をかける場面のほうが多いくらいで、結果は往復7kmを一度も転ばずに完走しました。

子ども用自転車はサイズ選びが安全に直結します。最近は軽量で扱いやすいモデルが増えているので、身長に合ったものを選ぶのが前提です。※ここにAmazonリンク(子ども用自転車 14インチ〜)
「ゆっくり走る」が一番消耗する、という誤算
平均速度10〜12km/h。子どもに合わせたペースだから楽勝だと思っていたんですよね。ところが帰宅後、ソファに座ったまましばらく動けませんでした。
妻に「顔色悪いけど大丈夫?」と言われて、初めて自分がかなりくたびれていると気づきました。
あとから整理すると、子どもに合わせてペダルを踏んだり止めたりを繰り返すのは、一定リズムで走るより筋肉への負担が不規則になります。後方確認で体をひねる回数も思った以上に多かったです。何より「転ばないか」という緊張が2時間続いていました。ロードバイクで1時間本気で走るのとは、疲れの種類がまるで違うと思います。40代の体力云々じゃなくて、走り方の違いの問題なんですよね。
SPF30の日焼け止めを塗っていたのに、帰宅後に首と腕がかなり焼けていました。スポーツ向けのもっとしっかりしたものを使うべきだったと反省しています。※ここにAmazonリンク(スポーツ向け日焼け止め)
補助輪が外れる、ということ
作業療法士として18年間、子どもから高齢者まで診てきましたが、自分の子どもが自転車に乗る姿を間近で見ると、どうしても臨床の目が入ってしまいます。
自転車乗りはバランス・両手両足の協調・視空間認知・注意の分割が全部同時に動く複雑な協調運動です。補助輪が外れた瞬間というのは、それらが統合された証拠で、神経と筋肉が新しい動作パターンを完成させたということなんですよね。
補助輪が外れる年齢は3歳〜7歳と幅があります。6歳の末っ子がそれをやりとげた姿を見ていると、親バカとわかってても感動しました。
42歳の回復速度、正直に言うと
ロードバイクを始めたのが2年前。最初に比べると体力は明らかに上がっていると思います。心拍のコントロールができるようになったし、登り坂でもそれほど息が上がらなくなりました。
ただ、翌日の回復速度は落ちています。家族サイクリングの翌朝、起きたらじわっとした疲労感が残っていました。これは30代のときにはなかった感覚です。
40代以降は筋肉の回復に要する時間が長くなり、エネルギー代謝も落ちてくると言われています。患者さんに話していることが自分の体でも起きているというだけの話なんですよね。だからライド後のプロテインと睡眠は意識しています。翌日の仕事に響かないように。※ここにAmazonリンク(ホエイプロテイン・回復向け)

次は宮島街道沿いを走ってみたい
今回を経験して、次回に向けていくつか変えようと思ったことがあります。
- ルートの事前確認:段差・交通量・日陰の有無を下見しておく。今回は日陰が少なくて日焼けがひどかったです
- ゴールを作る:コンビニでも自販機でも、「あそこまで行こう」があると子どもの動き方が変わります
- 距離は短めに切り上げる:「もうちょっと走りたかった」くらいが、次回への意欲を残します
- ヘルメットは全員着用:これだけは譲れないルールです
次は宮島街道沿いか、太田川放水路をもう少し北に延ばしたコースを走ってみたいと思っています。子どもたちが「また行きたい」と言っている間に、できるだけ一緒に走っておきたいです。
帰り道、末っ子が「パパ、来週もまた来ようね」と言いました。くたくただったけれど、その一言でなんか全部帳消しになりました。
コメント