春のロードバイクにおすすめのサングラスと最初に失敗した話

去年の春、太田川放水路を朝6時に走っていたとき、東向きに折り返した瞬間、朝日が目に直撃しました。コンタクトをしていたこともあって涙が止まらなくて、路肩に逃げるのがやっとでした。あれが「ちゃんとしたサングラスを用意しよう」と決めたきっかけでした。

実はそれより前に、ホームセンターで1,500円のサングラスを買ってライドに出たことがあります。宮島街道の下りで風を受けたらフレームがズレて、橋の上で片手を離して直そうとしました。家に帰って妻に話したら「転んでから後悔しても遅いよ」と言われてしまいました。

まあ、そのとおりなんですよね。作業療法士として日々患者さんの身体のことを考えていながら、自分の目の疲れはおろそかにしていました。ロードバイク歴2年目の春、改めてアイウェアを選び直すことにしました。

目次

ロードバイク用サングラスの選び方

一般的なサングラスとスポーツ用では設計の目的がかなり違います。高速走行中にズレない、視野が広い、曇らない——そういった点は街用では求められないスペックです。

フィット感が最優先

日本人の顔の形に合った「アジアンフィット」対応モデルを選ぶと、鼻当てが安定してズレにくいです。重さは30g以下が目安で、長距離ライドでも顔への負担が少なくなります。宮島街道の起伏のある下りでも、フィット感の差ははっきり感じられました。

レンズ性能は光の変化への対応力で決まる

太田川沿いの朝ライドは、木陰と開けた場所で光量がころころ変わります。調光レンズ(フォトクロミック)なら光の強さに応じて透過率が自動調整されるので、サングラスのかけ外しが不要なんですよね。UVカット99%以上は外せない条件だと思っています。

レンズ交換できると朝夕に対応できる

朝5時半に出発するときと、昼間の平坦路では必要な明るさが全然違います。最初から複数のレンズが付属しているモデルなら、1本で季節や時間帯を問わず使えて長持ちします。

候補に絞った5本

OGK Kabuto 101PH — 国産の軽さは正義

OGKカブトは日本の老舗ヘルメットブランドで、アイウェアもアジアンフィット設計が徹底されています。101PHはわずか20gという超軽量で、長距離ライドでも顔に乗っていることを忘れるほどです。NXT調光レンズを採用していて、透過率が自動で変わるので朝から昼にかけての光量変化にも追いつきます。ハーフリムで視野が広く、コーナーでの安心感が違います。

価格帯:1万円台後半/向いている人:軽さ重視・国産モデルを探している方

Shimano S-PHYRE R — マグネット交換がとにかく楽

SHIMANOのハイエンドアイウェアです。一番の特徴はマグネット式のレンズ交換で、走行前にパチッと片手で替えられます。重量27.4gで通気スリットがあって曇り対策も施されているから、尾道方面への山岳ライドで汗をかいても視界がクリアなままでした。スペアのクリアレンズが付属しているので、朝5時台の薄暗い時間帯にも対応できます。

価格帯:1万円台後半〜2万円前後/向いている人:早朝ライドが多い方・レンズ交換を手軽にしたい方

POC DO HALF BLADE — カールツァイスのレンズが目の疲れに効く

スウェーデン発のアウトドアブランドPOCが、光学メーカーのカールツァイスと組んで作ったレンズを搭載したモデルです。視野の歪みが極めて少なくて、40代になってから目が疲れやすくなってきた自分には特に恩恵がありました。ミラーカラーが5種類から選べて、デザインも洗練されているので広島市内のカフェに立ち寄っても違和感がありません。

価格帯:2万円台後半/向いている人:目の疲れが気になり始めた方・デザインにこだわる方

100% SPEEDCRAFT — プロ選手が使う理由がある

ツール・ド・フランスの選手も使用しているブランド「100%」のフラッグシップモデルです。30gで広い視野を確保していて、フォトクロミックレンズで晴天から曇りまで対応します。正面からの風の抵抗を最小化するデザインは、長距離を走ると「目が楽だな」と感じる瞬間があります。週末にしか乗れないパパライダーにとっても、目への負担を減らす意味は大きいと思います。

価格帯:3万円台後半/向いている人:長距離・高速走行が多い方・性能重視の方

Oakley RadarLock Path Asia Fit — 長く使えるブランドの安定感

言わずと知れたOakleyの定番モデルです。「Asia Fit」の名の通り、鼻筋が低めの顔に合わせて設計されていて安定感があります。O-Matterフレームは軽量かつ耐久性が高くて、何年も使い続けられるコスパのよさがあります。ブランド力もあるので、自分へのご褒美として背中を押しやすい一本でもあります。

価格帯:3万円台後半〜/向いている人:ブランドの信頼性を重視する方・長く使い続けたい方

予算別に選ぶとすれば

  • コスパで選ぶなら → OGK Kabuto 101PH か Shimano S-PHYRE R。国産・アジアンフィット・機能面で申し分ありません。
  • 目の疲れが気になる40代なら → POC DO HALF BLADE。カールツァイスのレンズは体感できるレベルで違います。
  • 本格的に走りたいなら → 100% SPEEDCRAFT か Oakley RadarLock Path。

1,500円の失敗を経て、ようやく「ちゃんとした1本」を選ぶ段階に来ました。宮島街道の橋の上で冷や汗をかいたあの日、最初から良いものを選んでいれば——とは思うけれど、あの失敗がなければここまで真剣に調べなかった気もします。春の太田川放水路の朝日は、来年も同じように容赦なく射し込んでくるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代パパ作業療法士。ロードバイクでダイエット中。週3〜4回の朝ライドを継続中。

コメント

コメントする

目次