宮島街道を走って後悔した春の日焼けとUVカットギアの話

去年の4月、宮島街道を40kmほど走った翌日のことでした。

腕を見ると、半袖の袖口からきっちりと境界線が入って、その下だけ真っ赤になっていました。仕事から帰った夜、妻に「なんか農家のおじさんみたいやん」と笑われて、初めてまずいと気づきました。ロードバイクを始めて2年目の春、こんな形で紫外線の洗礼を受けるとは思っていませんでした。

作業療法士として18年間、患者さんのリハビリに関わっていると、運動後の身体の回復を毎日見ることになります。紫外線の蓄積って、思っている以上に翌日のだるさに出てくるんですよね。40歳を過ぎてから肌のターンオーバーも遅くなって、日焼けの跡がなかなか消えません。「日焼けは美容の話」だと思っていたのが、体力回復にも関係しているらしいと気づいたのは最近のことでした。

今年は春ライド前にUVカットのアームカバーとグローブをちゃんと揃えました。最初に買って失敗したこともあるので、その話も含めて書いておきます。

目次

最初に買って失敗した話

去年ライド後に慌てて近所のスポーツ店で買ったアームカバーが、正直微妙なものでした。UVカットとは書いてあったのですがUPFの表記がなくて、素材も分厚くて蒸れてしまって。太田川沿いを走っていると暑さに耐えきれなくて、途中でポケットに突っ込みました。紫外線対策のはずが汗まみれになるという、完全に本末転倒な結果でした。

あの失敗から学んだのは、UPF(紫外線防止指数)の表記を必ず確認するということです。UPF50+なら紫外線を98%以上カットできます。この表記のないものは、ロードバイクのような長時間の屋外走行には向いていないと思っています。

アームカバーを選ぶときに見ているところ

  1. UPF50+の表記があること:春のロングライドで2〜3時間外にいることを考えると、最高クラスの遮断率は必要でした
  2. 遮熱か冷感の機能があること:防ぐだけでなく、暑さを感じにくくする素材かどうかも確認します
  3. 着脱のしやすさ:信号待ちや補給のタイミングでサッと外せること。3人の子どもを連れて走るときはここが特に大事でした

アームカバー

パールイズミ コールドブラック® アームカバー(401)

去年の失敗の後、最初にちゃんと選んで買ったのがこれでした。国内サイクルウェアのトップブランド・パールイズミの定番モデルで、「Cold Black®」素材が日光を反射して腕の温度上昇を抑えてくれます。肘部分がメッシュになっていて通気性もあります。UV性能はUPF50+、素材はナイロン84%・ポリウレタン16%で、価格は4,000円台です。

広島市内から宮島街道を走る午後のライドで試したのですが、素手との差は明らかでした。吸汗速乾・消臭機能もついていて、帰りがけに匂いが気にならなかったのはうれしい誤算でしたね。

パールイズミ コールドシェイド アームカバー

同じパールイズミの上位モデルで、遮熱に加えて「気化熱による冷却効果」があります。汗をかいた後にひんやりする仕組みで、価格帯は同じ4,000円台、UV性能はUPF50+です。

40代って、若い頃より体温が下がりにくくなってくるんですよね。ライド中も腕が熱くなってくると全体のパフォーマンスが落ちてきます。「暑さに弱くなったな」と感じ始めてもう2〜3年になります。今シーズンはこちらを使っていて、冷感効果の実感がいちばんわかりやすかったです。

カステリ LIGHT ARM 2 SLEEVES

イタリアのプレミアムブランド・カステリのアームカバーです。超軽量でジャージのポケットにすっぽり入ります。UV性能はUPF50+で、価格は6,000〜8,000円台です。

先日、呉方面へのグループライドで着けていったら、「それどこの?かっこいいな」と聞かれました。機能だけで選ぶと少し高い気もします。でも3人の子どもたちの前でロードバイクに乗るとき、ちょっとくらいかっこつけたっていいかなと思っています(笑)。

グローブ

パールイズミ 28 UV フルフィンガーグローブ

フルフィンガータイプで指先から手首まで日焼けを防いでくれます。長めのカフデザインで、アームカバーとのすき間から焼ける「グローブ焼け」も防げます。

  • UV性能:UPF50+
  • 手のひら:モールドパッドで長距離の手の痛みを軽減
  • スマホ対応:信号待ちのナビ確認もそのまま
  • 価格帯:6,000〜7,000円台

尾道方面まで走ったとき、以前は50kmあたりから手の痛みが出ていたのに、これを使い始めてからだいぶ楽になりました。

モンベル WIC.クール サイクルグローブ(フルフィンガー)

登山用品でおなじみのモンベルから出ているコスパ重視のグローブです。「ウイックロン®クール」素材が汗をすばやく乾かしてひんやり感をキープしてくれます。春から秋まで長く使えて、3,000円台というのがありがたいです。

  • UV性能:UVカット対応
  • 素材:ウイックロン®クール(清涼・速乾)
  • 価格帯:3,000円台

3人育てている身としては、この価格帯は本当に助かるんですよね。ロードバイクを始めて間もない頃の自分に、まず薦めたいのはこちらだと思います。

春の紫外線は「まだ4月だから」と油断しがちですが、広島の4月はもう真夏並みに強いです。太田川放水路沿いで川面の照り返しを受けながら走っていると、それをじわじわ実感します。去年赤く焼けた腕の境界線は、5月になっても消えませんでした。今年は準備ができました。それだけで、春のライドがちょっと楽しみになっています。

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この記事を書いた人

40代パパ作業療法士。ロードバイクでダイエット中。週3〜4回の朝ライドを継続中。

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