去年のGW、宮島街道を走っていて65km地点で完全に脚が終わりました。
廿日市のコンビニにふらっと入って、スポドリとおにぎりを2個食べながらしばらく動けませんでした。30分以上そこにいたと思います。帰りはほぼサバイバルで、宮島口あたりからは25km/hも出せませんでした。
翌日、妻に「また同じ感じだった?」と聞かれて「うん、65kmでやられた」と正直に言ったら、「毎回そうじゃん」と笑われました。本当にそのとおりでした。
ロードバイクを始めて2年、作業療法士として体の使い方の勉強は18年間してきたのに、自分のライドには全然活かせていませんでした。

バテる原因は最初の走り方にあった
宮島街道みたいな走りやすい道だと、出だしからペダルが軽くて気持ちよく回ってしまいます。太田川放水路沿いのサイクリングロードで他のライダーに先行かれると、さらに脚が動きます。
問題はそこにあったのです。最初の20〜30kmを飛ばしすぎると、体は糖質をどんどん燃やして、60〜70km地点で急にエネルギーが底をつきます。去年の自分がまさにそれでした。
仕事では患者さんの体力管理をするとき、消費ペースを読みながら動作練習を組み立てるのが基本です。なのに自分のライドでは、そんな当たり前のことが頭から抜けていたんですよね。
今年のGWで変えた走り方
最初の30kmは心拍120bpm以下で走る
最大心拍が175bpmなので、序盤の目安は105〜120bpmです。体感では「ちょっと物足りないかな」くらいのペースで、隣に人がいたら普通に会話できる強度です。
最初はサイコンの数字を見ながらブレーキをかけている感覚になります。太田川放水路を抜けて廿日市に入るあたりまで、このペースで我慢するのが今年の作戦なんですよね。
補給は空腹を感じる前に入れる
去年バテた理由のひとつが、補給のタイミングが遅かったことです。「お腹が空いてきたな」と感じた頃には、もう血糖値が落ち始めています。
今は1時間ごとにジェルを1〜2本(1本あたり約30g)補給するリズムで走っています。出発前はおにぎり1個とバナナ、3時間前後でコンビニ休憩です。このルーティンになってから、後半の失速がだいぶ減ったと思います。
折り返しで「まだ走れる」状態にする
往復コースの場合、折り返しでバテていたら帰りがしんどいだけです。脚の重さよりも「息の上がり方」で判断するようにしていて、折り返しでも普通に会話できるくらいの余力があれば後半も踏めます。去年は折り返しの時点でもう息が上がっていました。あれはもうサインだったと思います。

前日と当日朝の準備
GW前夜は家族でカレーライスを大盛りにするのが恒例になってきました。子どもたちが「パパ明日何km走るの?」と聞いてきて「100km」と答えたら、小3の長男に「そんなに走って大丈夫なん?」と言われました。心配してくれているのか、呆れているのかよくわかりません(笑)。
前日はローラー台で30〜40分だけ軽く回します。完全休養より動いておいた方が翌日の体の動きがいいです。これはスポーツ医学でいうアクティブレストの考え方で、仕事でも患者さんに伝えることがあります。
当日朝は出発の1〜1.5時間前に食事を済ませて、スタート直前にジェルを1本飲みます。完璧なタイミングより、現実に合わせた作戦の方が続くと思っています。
100kmは今年こそ走り切りたい
去年の65km撃沈から1年。宮島街道を折り返して、太田川放水路を抜けて、脚が残った状態でゴールに戻ってきたいです。
18年間体の使い方を仕事で考えてきて、でも自分の体に対してはまだまだ甘かったんだなと、去年のコンビニで座り込みながらしみじみ思いました。今年のGWライドは、そのリベンジでもあります。
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