子どもと走れた春の週末|3児パパ作業療法士が語る家族サイクリングと40代の体力変化

「パパ、一緒に自転車乗ろう!」

末っ子がようやく補助輪なしで乗れるようになったこの春、3人の子どもたちと近所のサイクリングコースを走ってみました。ロードバイク歴2年、18年間作業療法士をしている私が、家族と走ることで初めて気づいた体力の変化と、子どもの成長の姿を正直にお話しします。

家族でサイクリング、春の桜並木、子ども3人とパパ
春の桜並木を家族でサイクリング。この光景を目指してパパも頑張れる。
目次

補助輪なしの末っ子と、初めての「家族全員ライド」

うちには小学校3年生・1年生・年長の3人がいます。上の2人はすでに自分でスイスイ走れていましたが、末っ子だけずっと補助輪つきでした。

この春、週末のたびに近所の公園で練習して、ようやく補助輪なしで走れるようになったのが4月の頭。「次の週末は家族全員でサイクリングコースを走ろう」と計画したのですが……正直、ちゃんと走れるか半信半疑でした

結果は大成功。往復5kmほどのコースを、末っ子も一度も転ばずに完走。帰り道に「またやりたい!」と満面の笑みで言ってくれたときは、じんときました。

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補助輪なしで初めて自転車に乗れた子ども
「補助輪なしで乗れた!」その瞬間の子どもの笑顔は何にも代えられない。

「ゆっくり走る」は体力温存にならない──40代パパの誤算

子ども連れなので、もちろんロードバイクのような本気ライドではありません。平均速度10〜12km/hくらい。「これなら楽勝だな」と思っていたのですが……帰宅後に異様な疲れを感じました

原因を考えると、思い当たることがいくつか。

  • 子どもに合わせてペダルを踏んだり止めたり、リズムが一定でない
  • 後ろを何度も確認するために体をひねる動作が多い
  • 「転ばないか」という精神的な緊張が続いていた
  • ふだんのライドより日光を長時間浴びていた(SPF30の日焼け止めを塗っていたのに)

ロードバイクで1時間本気で走るのと、子ども連れで2時間ゆっくり走るのでは、身体への負荷の種類が全然違うと実感しました。これは40代の体力変化というより、「走り方の違い」の問題ですね。

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作業療法士として見えた「子どもの運動発達」と自転車

作業療法士として18年間、子どもから高齢者まで幅広く診てきましたが、子どもの自転車乗りを間近で見ると、臨床の視点が自然とオンになります

自転車に乗る動作は、実は非常に複雑な協調運動です。

  • バランス機能(体幹の安定・平衡感覚)
  • 両手両足の協調(非対称な動きの組み合わせ)
  • 視空間認知(前方・周囲の把握と予測)
  • 注意の分割(複数のことに同時に注意を向ける)

補助輪なしでのライドが完成するのは、これらが統合された証拠です。研究でも、自転車乗りをはじめとする複雑な運動スキルの習得が、小脳の発達と前頭前野の機能向上に関わるとされています(運動学習の観点から)。

末っ子が走れるようになったのは、単なる「補助輪が外れた」ではなく、神経と筋肉が協調するパターンが完成した瞬間。親バカですが、そう思うと余計に感動しました。

ただし、発達には個人差があります。補助輪が外れる年齢は3歳〜7歳とかなり幅があります。焦らず、本人のペースで楽しむことが大切です。

40代の体力変化、正直に言うと「落ちてる」

ロードバイクを始めたのは2年前、42歳のときです。始めた当初に比べると、体力は確実にアップしています。心拍数のコントロールができるようになったし、登り坂でも以前ほど息が上がらない。

でも正直に言うと、30代のときと比べると「回復の遅さ」は明らかに変わったと感じます。子どもとのサイクリング翌日も、じんわりとした疲労感が残っていました。

これは作業療法士として知識があっても、自分の身体で起きることは避けられません。40代以降は、

  • 筋肉の回復に要する時間が20〜30代より1.5倍程度長い
  • ミトコンドリアの機能低下により、エネルギー代謝が落ちる
  • コルチゾール(ストレスホルモン)の影響を受けやすくなる

だからこそ、私はライド後のプロテイン補給と睡眠を特に意識しています。翌日の仕事に支障が出ないように。※ここにAmazonリンク(ホエイプロテイン・回復向け)

ライド後にベンチでくつろぐ40代男性
ライド後はゆっくり回復タイム。40代はしっかり休むことも大事なトレーニング。

家族ライドをもっと楽しむために、最近やっていること

今回の家族サイクリングで「もっと続けよう」と思ったので、いくつか工夫を始めました。

  • 目的地を作る:コンビニでアイスを買うだけでも、子どもは大喜び。「ゴール」があるとモチベーションが違う
  • ルートをあらかじめ下見する:段差・交通量・日陰の有無を確認。子どもが怖がる場所を事前に把握しておく
  • ヘルメットは必ず全員着用:2023年から努力義務化されましたが、我が家では子どもが小さい頃から絶対ルールにしています。転倒したときの頭部保護は大人以上に重要
  • 走行距離は子どもの「飽き」に合わせる:「もうちょっと走りたかった」くらいで切り上げるのが次回へのモチベーション維持になる(作業療法的に言えば「適度な達成感の設定」です)

家族で走る時間は、日常の忙しさを忘れられる特別な時間です。3人の子育てと仕事の合間に、こういう「リセットの時間」をつくることが、40代パパの心身の健康維持にもつながっていると感じています。

まとめ:子どもと走る経験が、一番のリフレッシュだった

ロードバイクで一人で走るのも好きですが、子どもたちの笑顔を見ながら走る時間は格別でした。40代で感じる体力の変化に焦ることもありますが、「今この瞬間、子どもと一緒に走れている」ことが一番の財産だと思います。この春、ぜひ家族でサイクリングを試してみてください。

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この記事を書いた人

40代パパ作業療法士。ロードバイクでダイエット中。週3〜4回の朝ライドを継続中。

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