朝5時。まだ暗い広島市内の自宅で、ローラー台のペダルを踏んでいました。
子どもたちはまだ全員寝ています。タイマーは20分。それが自分に決めたルールでした。
ロードバイクを始めて2年目のある日、「このままではいけない」と本気で思ったのは、宮島街道を仲間と走ったときのことです。同じグループの方たちにあっさりと千切られて、宮島口の手前で完全に独走状態になってしまいました。息が切れて、脚が売り切れて、情けなかったです。
「なんか途中からフォームが崩れてたけど、大丈夫だった?」
帰ってから妻にそう言われました。フォームどころではありませんでした。体力も体重も足りていなかった。72kgの体で坂道を上ろうとしていたのですから、当然だったと思います。
それから始めたのが、朝20分・夜50分のローラートレーニングです。3ヶ月続けた結果、体重は69.6kgになっていました。
最初の失敗
始めた直後、早々にやらかしてしまいました。
夜のトレーニングを21時過ぎにスタートしたら、次男(6歳)が「うるさくて眠れない」と半泣きで起きてきたのです。固定ローラー台は静音タイプを選んでいたのですが、振動と回転音が床を伝わっていたようで。置き場所が寝室の真下だったのが原因でした。
翌日から場所を変えて、開始時間も20時半に固定しました。この失敗で1週間スケジュールを組み直すことになったのですが、逆にそれで「朝もやる、夜もやる」という設計が固まったんですよね。
1日のスケジュール
「いつ走ってるの?」とよく聞かれるので書いておきます。ざっくりこんな感じです。
- 5:15〜5:35 朝のローラー台(20分)
- 6:30〜7:30 子どもの支度・送り出し
- 17:30〜20:00 帰宅・夕食・子どもとの時間
- 20:30〜21:20 夜のローラー台(50分)
仕事は8時から17時(リハビリ職)。家族の時間には絶対に食い込まない、というのが最初に決めたルールです。早朝と子どもが寝た後だけに絞ったら、妻も文句を言わなくなりました。
体重の変化
開始時が72.0kg。1ヶ月後に71.2kg(-0.8kg)、2ヶ月後に70.3kg(-1.7kg)、3ヶ月後に69.6kg(-2.4kg)でした。ドラマチックではないけれど、着実に動いていました。
数字よりも感覚の変化の方が正直大きかったです。先週、太田川放水路沿いのサイクリングロードを走ったとき、以前より明らかに脚が回る感覚がありました。坂でギアを1枚余らせたまま上れる場所が出てきたのは、少し感動でしたね。
今の目標はPWR 4.0(FTP 250W、体重63kgを想定)。まだ全然遠いですが、方向は合っていると思っています。
短い時間でも続く理由
作業療法士として18年間、リハビリの現場で患者さんの習慣づくりに関わってきました。続けられる人と途中でやめてしまう人の違いは、ほぼ一点だと感じています。「やめる理由をつぶせているかどうか」ということです。
- 外に出なくていい(雨でも深夜でも固定ローラー台で完結する)
- 朝20分なら眠くてもなんとか動ける
- 「今日もやれた」という感覚が次の日につながる
食事制限はゆるめにしていました。昼の揚げ物を1品減らす程度で、特に大きなことは変えていません。極端に制限すると続かないのは、現場で何度も見てきたことですから。
よくある質問
朝5時起きはきつくないか
最初の2週間はきつかったです。でも3週目ぐらいから体が慣れてきて、今は朝の20分が一番好きな時間になっています。家族がまだ寝ていて、静かで、完全に自分だけの時間なんですよね。
ローラー台の騒音対策は
防振マットを2枚重ねにして、時間帯を20時半以降に限定しています。集合住宅だと厳しいかもしれませんが、一戸建てで1階なら今のところ問題ありません。機材の詳しいレビューは別の記事に書く予定です。
3ヶ月続けてみて気づいたのは、「変わってきた」という事実よりも、「続けている」という事実の方が自分には大きかったということです。
次は呉や尾道まで足を延ばしてみたいと思っています。PWR 4.0はその先にあるはずです。
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